私の思い出の中にも紙芝居のおじさんの姿があります。自転車でやってきて、始める前に水飴とかを販売していました。水飴とかのお菓子を買った子どもたちは最前列に立ち、お菓子を買えない貧しい少年達は、一寸離れた所から見ている光景が目に浮かびます。まだ、アイスキャンディが5円の時代でした。
紙芝居が、どれだけ多くの子どもたちに楽しみを与え、心うきうきさせたことでしょう。当時は、紙芝居のおじさんにあこがれた子どもたちも沢山いたことでしょうね。
子どもたちが「心うきうき」「心ワクワク」する心持ちは、昔も今もきっと変わらないことでしょう。もちろん、絵本やTVでも、そんな心持ちは味わえます。しかし、血の通った一人の演者が、複数の子どもたちの心をわしづかみにするシーンは、日常生活の中にそんなにある光景ではありません。
紙芝居のおじさん としょくん のボランティア活動は、きっと、子どもたちの記憶に残ることでしょう。また、お年を召した方には、郷愁を誘うことでしょう。
紙芝居のおじさん としょくん のご活躍を心から応援しています。

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