さて、昔々の「ボランティア」は「奉仕の精神」と言う精神的な部分を重視していたと思いますが、阪神大震災以降は、「自分の能力を提供しよう」との方向へ移行してきているような印象を受けます。
 阪神大震災時、若者たちが阪神地区に駆けつけ、自分のできることを探し、兎にも角にも体を動かしていました。その若者たちの姿を見て感じたのが、「奉仕」ではなく「自分の力を使おう」との純粋な想いでした。
NPO団体についても、活動の初めから順風満帆にスタートするわけではないでしょう。たくさんたくさん啓発活動を行って、少しずつ認められていっているのです。
児童虐待やDVなど負の状況が社会の課題として浮き彫りになってきている昨今、制度的にも少しずつ進化をしていますが、制度は社会の動きになかなか追いつかないものです。
そこで、即戦力として課題に向かえるのは「ボランティア」ではないでしょうか。次第に混沌化していく日本社会、それを正常化に向けていくのは、他ならぬ「ボランティア」の純粋な力でしょうね。
 インターネットで検索すれば、児童関係の福祉施設が幾つかヒットすると思います。児童関係の福祉施設は、児童養護施設だけではなく、乳児院や知的障害児、身体障害児等もありますので、近所の児童福祉施設をお探しになられる事をお薦めいたします。
 ボランティア活動を希望される方は、最低限、下記内容をお伝え下さい。
①ご氏名と性別又は団体名
 *問い合わせで知り得た個人情報については守秘義務の対象といたします。
②ボランティアをしたい動機
③子どもたちに提供できる自分の能力
④活動可能な曜日や時間帯
⑤当園へのアクセス
 ◆電車・バスを経由しない徒歩
 ◆電車・バスを経由する徒歩
 ◆自家用車
 ◆その他( )
自分の能力を生かすことの出来るボランティア活動を募集していますか?