H29年10月4日㈬、「災害時子ども支援:子どもにやさしい空間」研修を開催しました。

 日本では、大規模震災の可能性が取り沙汰されて久しく、今、災害の起
こっていない場所はすべて「未災地」だと言われています。
大規模な災害に見舞われると、子どもも心身に大きなダメージを受けます。
しかし、人には傷つきから回復する力があります。子どもの回復を助ける
ため、災害時、大人は何ができるでしょうか。
欧米では災害時子どもの支援のスタンダードになっている「子どもにやさ
しい空間」。日本でも、2011年の東日本大震災以降、普及し始めています。

センターではこの度、地域の子ども支援の一環として、災害時こどものこ
ころ居場所サポート・本田涼子先生、神奈川県ユニセフ協会・谷杉佐奈美
先生をお招きし、「子どもにやさしい空間」研修を開催しました。
地域の方から、児童福祉に携わる方、行政の方まで、様々な立場から、計
16名の方がご参加くださりました。
3時間の長丁場でしたが、手応えのある講義とディスカッション、ワークに、
皆さんあっという間に感じられたようです。
(公財)日本ユニセフ協会、(国研)国立精神・神経医療研究センター発行
の「子どもにやさしい空間」ガイドブックを元に、知識ゼロの状態から、実
際の計画まで学びました。

  

すべてが非日常の中で事態がとめどなく動いていく災害時。「未災」の今、
学び備えることは、とても大きな意味を持ちます。
ご参加いただいた方からは、「ぜひ周りの人にも知ってほしい。広めてい
きたい」「行政でも実施してほしい」といった声をいただきました。
また、災害時は、普段からの地域のつながりがとても重要だといわれてい
ます。グループワークを通して話をし、地域のつながりをつくる機会にも
なったのではないでしょうか。

今後もセンターでは、地域にある児童福祉施設として、子どもの福祉につ
ながるイベントや研修を開催していく予定です。
ぜひ、皆様お誘い合わせのうえ、ご参加いただければ幸いです。

なお、今回の研修内容およびガイドブックは、以下のページから動画視聴
とダウンロードが可能ですので、ぜひご覧ください。

 

〇日本ユニセフ協会:『子どもにやさしい空間』ガイドブック セルフ研修ビデオ
   https://www.unicef.or.jp/cfs/guide.html
〇日本ユニセフ協会:『子どもにやさしい空間』ガイドブック
   https://www.unicef.or.jp/news/2015/0355.html