これから、ボランティア派遣を考えている団体のみなさんの参考にしていただけるよう、手続きの手順をまとめてみました。
まずは、「平成28年熊本地震に伴う被災地救援等のために使用する車両の取り扱いについて」のページで、内容を理解します。
そのページ最下段の別紙1と別紙2をダウンロードします。
①別紙1:「災害派遣等従事車両証明書に係る災害ボランティア証明書」に記入します。
今回は、益城町災害ボランティアセンター宛に記入しています。
②益城町災害ボランティアセンターに電話し、どの様な活動か説明します。
③災害ボランティア証明書をFAXで送信します。
④証明印押印後の災害ボランティア証明書がFAXで返信されてきます。
活動内容は、例えば、
・プライバシー対策としての段ボール壁を○○避難所に搬送します。
・トラウマ対策として、心理療法士を○○避難所に派遣します。
・炊き出し支援のため、道具と人員を搬送します。
などなどが挙げられます。
⑤別紙2:「災害派遣等従事車両証明の申請書」に記入します。
⑥添付書類を揃えます。
(国等からの委託の場合)委託内容、行程が分かる書類、
(その他の場合)行程、被災地の受入れ体制、組織の概要が分かる書類
(ボランティアの場合)受付ボランティアセンターの証明書
⑦今回準備したのは、災害ボランティア証明書、搬送ルート図と詳細、積み込み時の写真、車検証
念のために、児童福祉施設設置認可書(コピー)、国税庁法人番号、登記簿謄本(コピー)も添付しました。
⑧今回は、横浜市総務局危機管理室危機管理課に申請に行きました。
⑨災害派遣等従事車両証明書の発行
通常は、2~3日を要しますが、今回は、約30分で発行して貰えました。
本人確認のため運転免許証の提示を求められます。
横浜市では求められませんでしたが、念のために印鑑は持って行った方が良いでしょう。
以上の手続きが完了し、証明書を持って出発します。高速料金所で証明書を渡せば、高速料金が無料になります。
実施後、所定の報告書に記入し、残った証明書も一緒に持参し横浜市総務局危機管理室危機管理課に提出します。
従事車両証明申請の有無に関わらず、ボランティアに行くときは、各災害ボランティアセンターに必ず、電話にて確認されてください。