益城町の広安愛児園の子どもたちへ寝具を届けて、二人とも無事に帰ってきました。
二人からの情報をまとめましたので報告いたします。
子どもたちの様子
水道も含めてライフラインは復旧しています。何時もの日常生活を取り戻しつつあります。
子どもの中には、夜恐くて自分の部屋ではなくリビングで寝たいと訴える子どももいます。
余震については、週明けから減ってきています。
朝食・昼食については、炊き出しをいただいている。夕食については、各ホームで食べています。
地域小規模児童養護施設 福富ホームは、建物が安全に住める状況ではなく本園にて生活しています。
避難所の状況
避難所支援への広安愛児園職員の派遣は継続中です。泊まり込みで対応している職員さんもいるようです。
避難所管理については、避難されている方が中心に行っています。外部のボランティア活動の人数は、現時点では少ないのですが、今後は、益城町ボランティアセンターからの派遣が期待できます。
テント生活者は見当たりませんでした。車上避難者も減少傾向にあるようです。自宅に戻れる方々は、自宅へ戻っているようです。
正門における車や人の出入については、消防団や職員さん、避難されている方が交代でチェックされています。
避難者名簿は出来ていて、出入りをチェック出来るようになっています。
生野菜が27日頃より、配付されるようになってきました。
バナナが大量に来ていますが、新鮮さに欠けるため食べにくいようです。
牛乳が不足しているようです。
食料品は足りています。
炊き出しは、常時炊き出しになってきています。
炊き出しのメニューが発表されると、敷地内の避難者だけではなく、外部からも多くの人が集まってきています。
避難の方々のお風呂については、自衛隊設営の入浴設備が、他の避難所にあるため、そこへシャトルバスにて行っているようです。
運転手の感想
低気圧が近づいて来ている九州方面に向かいましたが、何とかスムーズに熊本入りできました。
益城町役場周辺に広安愛児園施設長が案内してくれましたが、被災現場を見て本当に恐かった。一帯の家屋が壊滅状態と表現できるほど倒壊している状況でした。
一般車両は、植木ICで降りますが、益城・熊本空港IC方面へ向かうと、係員が通してくれました。
そのため、最寄りの益城・熊本空港ICまで高速道路を使うことが出来ましたので、時間短縮になりました。
到着して、寝具を降ろすときは、運良く曇り空で、濡れずに降ろすことが出来ました。
広安愛児園施設長より感謝の言葉をいただきました。早速、保育士さんがホーム毎に配分作業を始めていました。
関東方面に帰るときは低気圧に向かっていたため、途中、大雨に見舞われました。ちょっと恐かったかな。
2016年4月26日14:45に聖母愛児園出発
2016年4月27日05:00に広安愛児園到着
2016年4月27日19:45に広安愛児園出発
2016年4月28日 9:45に聖母愛児園到着
義援金先行使用状況(完了)
寝具セット 685,999-
燃料費 31,493-
有料道路 2,600-
携行缶 2,091-
計 722,183-
*約30万円を食器購入資金として広安愛児園に寄附いたしますので、目標金額は100万円のままとさせていただきます。
義援金入金状況20160428 18:00現在
231,000円
みなさんのご支援と義援金へのご協力をよろしくお願いいたします。
義援金は、下記へのお振込をお願いいたします。
銀行:ゆうちょ銀行
振込先:00240-2-46323
名義:(福)キリスト教児童福祉会聖母愛児園
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