聖母愛児園では、不定期で職場内研修を行っています。今回は聖母愛児園オリジナルの職場内研修、まかな塾についてご紹介します。
聖母愛児園まかな塾
聖母愛児園まかな塾とは?
園内で職員が行っている自主的な研修で、福祉に関する旬な話題から日々の素朴な疑問についてまで、ディスカッション形式で行っています。
名前はハワイの言葉で贈り物、反対から読むと仲間という意味です。
発足するまで
新型コロナウイルス流行によって、職員が外部で行っている研修のほとんどが中止となり、当時終息の目途が立たない中、職員が学び、子ども達のケアに還元していく場所がないかを探していました。
当時はオンライン研修が徐々に流行りだしていた中でしたが、ここだと思う研修先も思うように見つからず途方に暮れていた時、ハッと閃きます。「だったら、皆で始めたら良いんじゃないか」と。
発足してから1年半。職員にとって学びの場となり、同じ施設の中でも刺激を受ける良い時間となっています。
どんな研修をしているの?
これまで行ってきた研修はこんな感じです。
【アフターケアについて】
【チームビルディング〜最高のチームについて考える〜】
【性と生〜自分らしさと多様性について考える〜】
【発達について考える】
※次回予定【調理について考える】
普段はひとつのテーマで話し合う時間がないので、研修の後は「話せて良かった」「同僚の気持ちが聞けて参考になった」などの充実感があります。
外部の研修はとても勉強になるけど、職場の中にはそれぞれに強い分野の職員がいることを実感する時間でもあります。
職員の学びと発見が子どもの支援につながる
まかな塾は不定期で、空いている時間に参加できる職員で行っている職場内研修です。研修のテーマは旬なものを選び、子ども達の現在と今後の生活に寄与できるものになっていて、普段、何気なく考えて通り過ぎていたものが、2時間ひとつの話題で話し合うことで、新しい発見と刺激を得られ、かつ職員のコミュニケーションの場ともなる大切な時間となっています。
今後も子ども達のより良い支援に繋がる研修を実施していければと思います。