施設概要

児童養護施設 聖母愛児園とは

当園は児童福祉法に基づく児童養護施設です。満18歳未満の様々な要因で環境上、養護を必要とする子どもたちが児童相談所を通して入所してきます。ひとり一人の子どもたちの発達を見守り、心身共に健全な社会人の一人として生きていけるよう養育しています。

施設概要

正門 
静養室
職員室
会議室        

調理室・食堂     
ボランティアルーム   
園内保育(エンジェル)
ボランティアルーム
地域交流ホール
エレベーター
児童家庭支援センター

(スタッフルーム)
セラピー室
相談室3
プレイルーム
箱庭療法室
窓のないセラピー室
ファミリーホーム
ホーム・ホームで食事作りをする際に子ども達と一緒に調理できるよう、オープンキッチンにしています。
・室内で火を出さないよう(防火対策)、IHを採用しています
・家具、カーテンは、専門のデザイナーのアドバイスを取り入れました。・防犯対策として、正門、裏口にカメラを設置しています。

行事

夏に神奈川県内の児童養護施設が集まる
野球・ソフトボールの大会や文化活動に参加しています。

長期休みには各ホームごとにテーマパークや他県への旅行に出かけ普段味わうことができない経験をしています。
・園内では節分・お雛祭・子どもの日・七夕・クリスマスなどの季節文化を感じられるようにしています。
・ボランティアの方の協力もあり七五三やハロウィン等多くのことを経験できる機会があります。

食育に力を入れています

・栄養計算、食材の買い出し、調理のプロセス等に可能な限り、子どもたちが体験できるよう工夫をしています。
・幼い子供たちは初めてみる食べ物の色や味・香りに興味を持ち、食事の時間には箸の持ち方や食事中のマナーを教わります。
・また、年間の行事の時は四季折々の味覚を楽しみながら、日本の文化や伝統を学びます。

今後に向けて

子どものケアの充実を図るために、生活支援者である職員の資質向上は欠かせません。職員もまた安心して養育が行えないのであれば、養育に当たっている子どもたちに影響します。専門職としての職意識の向上と、その価値を職員自ら感じられる様な環境づくりに配慮していきます。
児童福祉施設の小規模化と家庭的養護の推進は、聖母愛児園にとってイノベーション(変革)の時です。当法人は、創立時より家庭的(母性的)養護を推進してきましたが、当法人の基本姿勢を時代が肯定する形になっています。
現状では、1ユニット職員3人(以上)配置としています。福祉とは、利用者、その家族、支援する人、すべてが幸せ感を享受することに他なりませんが、支援者である職員の職場環境の改善も考慮し1ユニット職員4名以上を目指します。