聖母愛児園が被災に遭った場合に、子どもたちの生活をどのように守り、そのためには何を準備しておくかを話し合いました。
水や食料、簡易トイレ、おむつや生理用品等々、緊急時備蓄品として必要な物品がリストアップされていきました。被災に遭った場合の緊急時ですので、贅沢なことは一切抜きで考えても医療品や蚊取り線香、カイロ、トイレットペーパーに至るまでたくさんの物品がリストアップされたため、すべてを単年度予算で揃えるのは、会計上、大変です。
そこで、その内の一部について、、ぜひ、皆様方のご支援ご協力の検討材料にしていただきたく、公開させていただきます。
■カセットコンロ…15台
*平成22年5月、中古1台いただきました。
■カセットボンベ…3本セット×36
■多機能型LEDランタン…20台
ソーラー充電機能付き・ACアダプター・ラジオ・電池・携帯充電機能・その他諸々、多機能かつ明るい物を希望しています。
*平成24年3月、初代タイガーマスク(佐山聡)さんより、15台いただきました。
産経新聞等で報道されています。
■ポリタンク…15ヶ
*平成22年5月、新品2ヶいただきました。
■水不要シャンプー…100本
*平成22年5月、新品5本いただきました。
■発電機…ガソリン、100V対応、低騒音、連続使用10時間程度
■エネループ(eneloop)充電器セット…15
■ニッケル水素電池 単3(4個入パッケージ)…30
■単1サイズ対応スペーサー2個パック…15
■単2サイズ対応スペーサー2個パック…15
上述した物品は、数を揃えるとなると、金額的に多額となり、購入優先順位を下位にしています。
被災後1週間程度の生活を想定し、備蓄物品の量を計算しています。それ以上の日数は、救援物資等に頼ることになります。また、トイレについては、ビニールの中に便を落とし、穴を掘って、その中に便を入れていくなどの想定により、スコップ等も準備しておく必要があるだろうとの内容もありました。児童養護施設の場合、低年齢の子どもたちがいますので、ストレスによる夜尿やお漏らし対応のおむつやウェットティッシュなどなど、東日本大震災、阪神淡路大震災での教訓や、西暦2000年問題時の対策準備等の経験を生かし、アイデアを出していました。
私たちは、何よりも子どもたちのために備えておくことが必要です。災害の、その瞬間、「無い」と言う言葉を発しなくて良いようにしたいと努力することが大切です。
ぜひ、皆様方のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。